2012年11月18日日曜日

米国の戦艦、来日するなり空砲を発砲

 6月3日、米国の戦艦が、江戸湾浦賀に来航したことが分かった。同戦艦は、アメリカ独立記念日の祝砲や、号令や合図を目的として、湾内で数十発の空砲を発射した(嘉永6年)。
 この件は事前に通告があったため、町民にその旨のお触れも出てはいたものの、最初の砲撃によって江戸は大混乱となった。しかし、やがて空砲だとわかると、町民は砲撃音が響くたびに、花火の感覚で喜んでいたという。
 黒塗りの戦艦の外輪船は、帆以外に外輪と蒸気機関でも航行し、帆船を1艦ずつ曳航しながら煙突からはもうもうと煙を上げていた。その様子から、人々は「黒船」と呼んだという。
 戦艦を率いたのは、「ペリー」という名の代将であることが分かっている。
 さらなる速報が入り次第、追って報告する。


戦艦を率いたとされる問題のペリー代将